食事の大切さ痛感

入院した時に、主治医が食事を『糖尿病食1840』と決める｡
故に､１日の指示エネルギーが1840kcalで､３食合計の総カロリーとなる｡
１日の指示単位は、指示エネルギーを80で割ったもので、1840kcalは23単位(１単位=80kcal)となる｡

この23単位を、６つの食品グループと調味料に配分する｡

６つの食品グループと調味料

	栄養素	群	食品
表１	炭水化物を多く含む食品	Ⅰ群	穀物、いも、炭水化物の多い野菜と種実、豆(大豆除く)
表２	炭水化物を多く含む食品	Ⅰ群	果実
表３	たんぱく質を多く含む食品	Ⅱ群	魚介、大豆製品、卵、チーズ、肉
表４	たんぱく質を多く含む食品	Ⅱ群	牛乳、乳製品(チーズ除く)
表５	脂質を多く含む食品	Ⅲ群	油脂・脂質の多い種実、多脂性食品
表６	ビタミン・ミネラルを多く含む食品	Ⅳ群	野菜、海藻、きのこ、こんにゃく
調味料	みそ､みりん､砂糖など

更に、各々に配分された中の食品とその１単位の重量ｇが細かい。

６つの食品グループと調味料

	単位	食品とその１単位の重量ｇ
表１	12	ご飯50g、食パン30g、じゃがいも110g、南瓜90g
表２	1	バナナ100g、みかん200g、キウイ150g
表３	5	鮭60g、ぶり30g､さんま30g、牛肉もも40g、鶏肉皮なし60g､豚肉もも60g、ウインナー30g、納豆40g、たまご50g、木綿豆腐100g、チーズ20g
表４	1.3	牛乳120g、無糖ヨーグルト120g、スキムミルク20g
表５	2	植物油10g、マヨネーズ10g、ベーコン20g、落花生15g、アボガド40g
表６	1	緑黄色野菜･淡色野菜300g､海藻､キノコ､コンニャク
調味料	0.7	味噌40g、砂糖20g

この決まりで作られた病院食を食べていたら、健康的に痩せることができた。
約２ヶ月半で、体重は105kgから80kgに、HbA1cは8.8%から7.1%と減っていた。
当然ながら、手術後の経過観察のために血液検査もしていて、異常が無かったので文字通り健康的に痩せていた。

入院で食事の大切さが身に染みて分かり、完膚なきまで叩きのめされた。
もう元の体重には戻りたくないし『体重が元に戻ったね！』だけは言われたくない。
これをモチベーションとして、健康な食生活を送りたいと思う。