体温42度が生命線
コロナやオミクロンのお陰で、病院に行くと体温を必ず計られる。
病院の入口に『37.5度以上』と掲示されていて、発熱かどうかの指標となっている模様。
日本では感染症法届出基準に『発熱とは体温が37.5度以上を呈した状態をいい、高熱とは体温が38.0度以上を呈した状態をいう』と明記されている。また、インフルエンザワクチンなどの予診票に『明らかな発熱のある人(37.5度を超える人)は予防接種を受けられない』という注意書きがある。法令的にはこの感染症法の記載が『発熱基準の根拠』となっている。
朝起きて1時間後の体温が基礎体温と言われ、健康な人の基礎体温は約36.5度で、平熱の定義は『36.5~37.2度』となっている。
しかし、現代人の平熱は『35.5~36.2度』と約1度下がっている。
体温計の目盛りが42度までしか無い理由は、人は42度より高い熱が出ると死ぬためで、どんなに風邪をひいても40.9度までしか上がらない。もし、41度の熱が出ると意識が無くなり、42度を超すと間違いなく生きていられない。従って、体温計には42度以上は書いていない。
体温 | 状 態 |
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40度 | ほとんどのがん細胞が死滅 |
38度 | 免疫力が強くなり白血球が病気と闘う |
37度 | 菌やういるすに強い状態 |
36.5度 | 免疫や代謝が活発に働くべすとな体温 |
36度 | 身体が熱生産をしようと頑張っている状態 |
35.5度 | 代謝機能が低下、排泄機能の低下が起きやすい |
35度 | がん細胞がもっとも増加する |
34度 | 臓器が機能しずらく生存らいんぎりぎり |
30度 | 凍死の一歩手前、意識が消滅 |